地元の人が凄いと言うなら、まちがいない!
清水建築組合
組合長
2018.09.08投稿 ※掲載されている情報は投稿時点のものです。
「タンスやテレビが飛んできた」「食器で足を負傷した」…。地震発生時に凶器に変わる家具、食器…。さて、どこに相談したらよいのやら。
清水建築組合には、家具の固定や食器棚のロックなど、家庭内の防災相談が増えているそうです。
「ご自宅の防災対策は大工集団だからこそお役に立てる分野」と力強く話す太田さん。「家具の転倒や食器類の飛散は、圧死や負傷の原因になるだけでなく、避難や救助などの大きな妨げ。だからこそ、家庭で真っ先に取り組んでほしい防災対策。市の補助制度もあるので気軽に相談を」とも。
確かな知識と技術をもつ組合員が区内に160名。風土に合った木のぬくもりがある家を作る「匠」の集団。「住む人に合わせて家を作るのが地元の大工。小さな修理や修繕でも、住いの事で悩んでいる人がいれば、すぐ飛んでいくのは当たり前」。
この道50年余り。大工仕事の醍醐味や苦労もわかるからこそ、若い大工たちの成長が何よりも嬉しい。